初心運転者期間制度

日本の運転免許制度には初心運転者期間制度と呼ばれるものが設けられています。これは、特に交通事故が起きやすい時期にあたる運転免許を取得してから1年の期間を初心運転者期間と位置づけ、運転者に対して安全運転とそれに関わる知識や運転技能の定着をはかってもらう制度です。
初心運転者は、交通違反をした者に対しては一般の運転者とは別の処分が追加されます。まず、初心運転者が違反点数が1~2点の交通違反を2回以上おこなって累積点数が3点以上に達した場合、違反点数が3点の違反をおこなった後に再び何らかの交通違反をして点数が加算された場合、違反点数が4点以上の違反を1度でも行った場合は、初心運転者講習の対象者となります。この講習の受講は任意ですが、受講しなかった場合は再試験を受験しなければならないため、受講をすることが強く推奨されています。また、初心運転者講習を受験済みであっても、講習後に再び交通違反をした結果、その合計点数が3点以上になった場合も、再試験の対象となります。
初心運転者に対して行われる再試験は運転免許試験場で行われます。通常の運転免許試験と同様に学科試験と技能試験があり、どちらか一方が不合格だった場合は免許取り消しとなります。ただし、通常の免許取り消しには欠格期間が設けられるのに対して、この再試験不合格による免許取り消しには欠格期間がなく、取り消しから6ヶ月間は仮免許試験の学科試験と技能試験が免除された状態になります。そのため、免許が取り消された翌日から運転免許の本試験を受験することができます。

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