特定違反行為

車の運転中に道路交通法違反の行為を行った場合はその違反行為に応じた点数が加点されますが、特に重大で悪質な違反行為については「特定違反行為」として、その他の違反行為より厳しい処分が運転者にくだされます。
交通違反行為の中で特に重大で悪質だと位置づけられている行為は、故意に車の運転で人を死傷させたり建造物を損壊させる行為、危険運転致死傷罪にあたる行為、麻薬・覚醒剤・危険ドラッグなどの禁止薬物によって正常な運転ができなくなるおそれがある状態で車を運転する行為、酒酔い運転の行為、救護義務違反(ひき逃げ)にあたる行為です。交通違反や交通事故を起こした時に、これらのうちのどれか一つでも該当する行為があった場合は、通常の違反行為より大幅に高い点数が加算され、即座に免許が取り消されます。免許取り消しと同時に設けられる欠格期間についても、通常の違反行為の累積による免許取り消しの場合は点数に応じて1~5年の間で定められるのに対して、悪質な違反行為による免許取り消しの場合は3~10年となります。
なお、上記の処分はあくまで点数制度の範囲における処分であり、悪質かつ重大な違反行為を行った場合は刑事処分の対象にもなり、懲役刑もしくは罰金刑のいずれかが科されます。

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